【冬号特集】きのこがもっとおいしくなる!シェフ直伝スペシャルレシピ
ワンランク上のおいしさが楽しめるきのこ料理と、きのこをもっとおいしくする調理のコツを、名古屋の人気イタリアン・小塚正量シェフに教えていただく特集企画。今回は、プロのおいしさをご家庭で味わえるスペシャルレシピをご紹介します。
≪教えてくれた人≫
Baci 小塚正量シェフ
きのこの濃厚な風味が楽しめる!「きのこのリゾット」
≪材料3~4人分≫
米…160g
えのきたけ…1袋(200g)
ぶなしめじ…1袋(200g)
エリンギ…1本
玉ねぎ(みじん切り) …中サイズ1/4個分
にんにく(みじん切り) …大さじ1
オリーブオイル…大さじ1
塩こしょう…各適量
バター…10g
白ワイン…50cc
チキンコンソメスープ…800cc~1L
えのきペースト…大さじ1
A)パセリ(みじん切り) …大さじ1
A)粉チーズ…大さじ1~2
A)オリーブオイル…適量
えのきペーストの作り方はこちら↓
≪作り方≫
①えのきたけは石づきを取り、3等分に切る。ぶなしめじは石づきを取り、小房に分ける。エリンギは1口大に切る。
②鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ弱火で熱し、①を加えて焼き色がつくまで中~強火で炒め、塩こしょうをする。
③玉ねぎを加えて軽く炒め、バターを溶かし、米を加えてさらに炒める。
④米が透き通ってきたら白ワインを加え、水分が無くなるまで混ぜる。
⑤チキンコンソメスープをヒタヒタになるまで加え、中~強火で煮込む。水分がなくなったらまたスープを加え煮込む(2~3回繰り返す)。途中、えのきペーストを加える。
⑥米がアルデンテになったら(A)を加えてよく混ぜる。火を止めフタをして2~3分蒸らし、皿に盛り付ける。
小塚シェフの一言
チーズは、うま味の強いパルメジャーノチーズをぜひ使ってみてください。プロの味にぐっと近づきます!顆粒コンソメスープは薄めに作って、ミネラル豊富な海水塩ひとつまみ入れたものを使うと、お米がプリっと炊き上がりますよ。
爽やかな香りと彩りがお洒落!「えのきのバジル和え」
≪材料2~3人分≫
えのきたけ…1袋(200g)
Aバジルの葉…40g
A松の実 …10g
Aパルメジャーノチーズ… 20g
Aにんにく…1片
A塩…2g
Aオリーブオイル…90g
≪作り方≫
①えのきたけは石づきを取り、ほぐす。沸騰した湯で1~2分茹で、冷水で冷やし、水分を絞る。さらにキッチンペーパーで水分を取る。
②Aはミキサーにかけてペースト状にし、①と和えて器に盛る。
小塚シェフの一言
オリーブオイル、食材、ミキサーを冷蔵庫で冷やして作るとバジルの変色を抑えられますよ。ジェノベーゼソースは多めに作ってパスタにもお試しください!
いかがですか?ご家庭でもぜひプロの味をお楽しみくださいね。
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Baci 小塚正量シェフ
プロフィール:2000年~名古屋市内のイタリア料理店勤務。2005年~イタリア各地での修行を経て、2009年に岐阜県大垣市に「torattoria Baci」を開業。2015年イタリア食材輸入会社主催『ソルレオーネ BIOカップ』にて東海代表に選ばれ全国優勝。2017年名古屋市東区に移店し「Baci」を開業。
Baci:愛知県名古屋市東区泉2丁目29-26サンフタミ泉ビル1F
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取材協力:クッキングサロン栄
愛知県名古屋市中区栄3-15-33 栄ガスビル 6階
https://cooknote.jp/
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