新連載【１品で２度おいしい♪きのこレシピ①】「自家製なめたけ」が具＆調味料になる簡単卵料理２品

簡単で作り置きできる「きのこの常備菜」と、それを活用したレシピ２品をご紹介！１品作れば、いろいろアレンジできるから、きのこ料理のバリエーションが広がりますよ！

今回ご紹介するのは、「なめたけ」。瓶詰などの加工品としてお馴染みですが、ご家庭で簡単に作ることができます。自家製は、えのきたけがどっさり＆シャキシャキ食感がたまりません！作りたてはもちろん、冷めると味がなじみ、とろみも増しておいしいですよ。

■基本の１品目「レンジで簡単！自家製なめたけ」
［＊保存の目安＊冷蔵庫で約１週間］

【材料：作りやすい分量】
えのきたけ…1袋（200g）
（A）しょうゆ…大さじ1・1/2
（A）みりん…大さじ1
（A）めんつゆ（3倍濃縮）…大さじ1/2
（A）砂糖…小さじ1

【作り方】
①耐熱容器に（A）を混ぜる。
②えのきたけは根元を切り、長さを3等分にし、①に加えて和える。
③ふんわりとラップをかけ、電子レンジ（600w）で4分加熱する。
④調味料を絡めるようにさっと和え、粗熱をとる。

【ポイント】レンジ加熱のときに煮汁が溢れないように、少し大きめの耐熱容器で作るのがおすすめ。

この自家製なめたけは、卵料理との相性が抜群！なめたけにしっかり味が付いているので、調味料なしでおいしい卵料理が作れます。しかも、卵にない食物繊維が摂れるので、栄養バランスもアップしますよ。
■なめたけ活用レシピ①「なめたけ玉子焼き」
なめたけの食感がアクセントに！うま味もたっぷりで、奥深い味わいが楽しめます。

【材料：2人分】
卵…2個
（A）なめたけ…大さじ2（30g程度）
（A）水…大さじ1
サラダ油…小さじ1

【作り方】
①ボウルに卵を割りほぐし、（A）を加えて混ぜ合わせる。
②卵焼き用のフライパンにサラダ油を中火で熱し、①の1/3量を流し入れ、全体に広げる。
③半熟状になったら奥から手前に卵を巻き、奥にずらす。
④残りの①を2回に分けて同様に巻き、卵焼きを作る。
⑤ラップに包んで形をととのえ、粗熱がとれたら食べやすい大きさに切る。

■なめたけ活用レシピ②なめたけ玉子丼
5分で作れるお手軽丼は、さっと済ませたいお昼ごはんにおすすめ！なめたけの自然なとろみが半熟のふわふわ卵と好相性！

【材料：2人分】
溶き卵…2個分
なめたけ…大さじ4（60g程度）
ごま油…大さじ1/2
おろしにんにく…少々
ごはん…丼2杯分
小ねぎ（小口切り）…適量

【作り方】
①フライパンにごま油・にんにくを中火で熱し、なめたけを加えて炒める。
②油がまわったら溶き卵を流し入れ、大きくかき混ぜながら半熟状にする。
③器にごはんを盛り、②をのせ、小ねぎをちらす。

■こちらもぜひお試しを！
〇豆腐や厚揚げにかけて、お酒に合うおつまみに！
〇納豆にたっぷり入れれば醤油代わりになります！
〇茹でて刻んだ青菜やオクラに和えれば、簡単小鉢の出来上がり！

いかがですか？「なめたけ」はごはんにかけるだけではもったいない！ほかの料理に使えば、うま味も食感もアップします！具や調味料としても活用してみてくださいね！