インタビュー 俳優 杉浦太陽さん
今年で「中野市食の大使」をつとめて3年目を迎える杉浦太陽さんに、これまで見守ってきた中野市の魅力と、きのこマイスターとしての立場からきのこのこと、そしてご家族のことをたっぷり語っていただきました。
ロケで訪れたご縁から、食の大使・きのこマイスターに
昨年12月に男の子が誕生して4人のパパとなった俳優の杉浦太陽さんは2年前から『中野市食の大使』もつとめていらっしゃいます。
「岡山生まれ、大阪育ち、東京在住の僕が中野市とのご縁をいただいたのはNHKの番組がきっかけです。ロケで訪れたきのこ農園の方と親しくなって、個人的なやりとりをするようになったんです」
そんなことが2〜3年続いたある日、突然のオファーが!
「太陽くん、『食の大使』やってくれない?とお話しをいただいたんです」
日本全国ロケをして廻る中、ひとつの街に深く関わることはそれまでなかったと言います。
「中野市を盛り上げたいという地元の方々の熱い想いに心打たれて引き受けることにしました」
昨年3月には『きのこマイスター』の認定試験に合格。資格取得に至った経緯も食の大使になったことがきっかけでした。
「軽い気持ちで受験を決めたんですが、きのこは奥が深いので試験勉強は本当に大変でした。受けると決めたからには落ちたくない!仕事も調整してもらって知識を叩き込み試験に臨みました」
「岡山生まれ、大阪育ち、東京在住の僕が中野市とのご縁をいただいたのはNHKの番組がきっかけです。ロケで訪れたきのこ農園の方と親しくなって、個人的なやりとりをするようになったんです」
そんなことが2〜3年続いたある日、突然のオファーが!
「太陽くん、『食の大使』やってくれない?とお話しをいただいたんです」
日本全国ロケをして廻る中、ひとつの街に深く関わることはそれまでなかったと言います。
「中野市を盛り上げたいという地元の方々の熱い想いに心打たれて引き受けることにしました」
昨年3月には『きのこマイスター』の認定試験に合格。資格取得に至った経緯も食の大使になったことがきっかけでした。
「軽い気持ちで受験を決めたんですが、きのこは奥が深いので試験勉強は本当に大変でした。受けると決めたからには落ちたくない!仕事も調整してもらって知識を叩き込み試験に臨みました」
きのこは冷凍保存がいちばんいいんです!
今ではきのこと縁深い杉浦さん。もともときのこは好きだったのでしょうか?
「僕は幼い頃から、なめ茸が好きなんです。なめ茸はえのきの消費を伸ばすために開発されたんですよ!」
このように、インタビュー中も杉浦さんから、きのこに関する豆知識がどんどん飛び出します。
「きのこは生でもいいんですが、冷凍保存するのが一番おすすめ!冷凍することで細胞が壊れるので調理したときに出汁が出やすくなるんです。きのこって使いきれないことも多いですよね?余ったきのこは刻んで、フリーザーバックに入れて凍らせる。自然解凍して和え物にするのもいいですし、凍ったまま、パパッと味噌汁に入れても美味しいですよ」
レシピ本を出版するほど、料理が好きな杉浦さん。料理を本格的にするようになったきっかけもNHKの番組だったそう。
「仕事でご一緒するシェフに教わるようになって、料理って面白いなと思うようになったんです!」
きのこを使ったオリジナルレシピを開発する機会も増えています。
「最初に考案したのは、きのこ麻婆(※本記事内でレシピを紹介中)。麻婆豆腐の豆腐の代わりにいろんな種類のきのこを入れたものです。とろみにはなめこを使います。子ども用は甘口に、大人用は山椒やラー油を加えて味付けします」
奥さまで元モーニング娘。の辻希美さんと一緒にキッチンに立つことも多いといいますが、最近、ある変化が…。
「小学6年の娘が料理にハマっているんです。僕がオーブンを使おうとしたら娘が占領して使えないということも多いんですよ(笑)。小麦粉を捏ねて発酵させてパンを焼いたり、米粉からトッポギを作ったり…。僕たち夫婦が特に料理を教えるというわけではなく、自分で興味あるレシピをネットで調べて作るんですが、めちゃくちゃ上手でビックリしています!」
ただ、ちょっとした問題もあるそうで…。
「出来上がった料理は、気が向いたときにしか食べさせてもらえないんです」
そう言って笑う杉浦さん。
きっと娘さんは、ご夫婦で料理を楽しむ姿を見て、自然に料理に興味を持つようになっ
たのでしょう。
「僕は幼い頃から、なめ茸が好きなんです。なめ茸はえのきの消費を伸ばすために開発されたんですよ!」
このように、インタビュー中も杉浦さんから、きのこに関する豆知識がどんどん飛び出します。
「きのこは生でもいいんですが、冷凍保存するのが一番おすすめ!冷凍することで細胞が壊れるので調理したときに出汁が出やすくなるんです。きのこって使いきれないことも多いですよね?余ったきのこは刻んで、フリーザーバックに入れて凍らせる。自然解凍して和え物にするのもいいですし、凍ったまま、パパッと味噌汁に入れても美味しいですよ」
レシピ本を出版するほど、料理が好きな杉浦さん。料理を本格的にするようになったきっかけもNHKの番組だったそう。
「仕事でご一緒するシェフに教わるようになって、料理って面白いなと思うようになったんです!」
きのこを使ったオリジナルレシピを開発する機会も増えています。
「最初に考案したのは、きのこ麻婆(※本記事内でレシピを紹介中)。麻婆豆腐の豆腐の代わりにいろんな種類のきのこを入れたものです。とろみにはなめこを使います。子ども用は甘口に、大人用は山椒やラー油を加えて味付けします」
奥さまで元モーニング娘。の辻希美さんと一緒にキッチンに立つことも多いといいますが、最近、ある変化が…。
「小学6年の娘が料理にハマっているんです。僕がオーブンを使おうとしたら娘が占領して使えないということも多いんですよ(笑)。小麦粉を捏ねて発酵させてパンを焼いたり、米粉からトッポギを作ったり…。僕たち夫婦が特に料理を教えるというわけではなく、自分で興味あるレシピをネットで調べて作るんですが、めちゃくちゃ上手でビックリしています!」
ただ、ちょっとした問題もあるそうで…。
「出来上がった料理は、気が向いたときにしか食べさせてもらえないんです」
そう言って笑う杉浦さん。
きっと娘さんは、ご夫婦で料理を楽しむ姿を見て、自然に料理に興味を持つようになっ
たのでしょう。
中野市は「ただいま」と言いたくなる第二のふるさと
お子さんがきのこが苦手な場合は 、きのこを好きになる“きっかけ”を作ってほしいと杉浦さん。
「息子を連れて行ったイベントで、採れたてのきのこを振る舞ってくれたんです。焼いて、しょうゆを垂らしていただいたんですが、その美味しさに息子は驚いていました。こういった体験も子どもたちにとっては大事なんですよね」
中野市のイベントでは、子どもたちの前できのこ料理を披露する機会があるといいます。
「細かく刻んで、チャーハンやキーマカレーに入れても、子どもたちはよく食べてくれます。でも、目の前で料理をすると、きのこそのものに興味をもってくれるから、素材の美味しさが伝わるんです」
どうしても脇役のイメージが強いきのこですが、杉浦さんはきのこのポテンシャルは高いとおっしゃいます。
「僕は、きのこはいちばん身近なスーパーフードだと思っているんです。それは、毎日のようにきのこを食べている中野市のご年配の方々が証明しています。みんな元気でいきいきとしています。実際に高血圧予防など、健康にいいことも分かっていますからね。冬に鍋に入れるだけでなく、一年中、料理に取り入れてほしいなと思います」
最後に中野市の魅力について聞いてみました。
「今では僕にとって第二のふるさと。『ただいま』と言いたくなるようなホッとできる場所です。それは中野市に住む人たちの人柄と、自然豊かな風景がそうさせていると思うんです」
これから中野市を訪れる人にオススメのスポットは??
「初めて訪れるならぜひ、直売所に寄ってください。食材の新鮮さや安さに驚きますよ。もちろんきのこも安くていいものが手に入るので、たくさん買って家で冷凍保存してください(笑)」
「息子を連れて行ったイベントで、採れたてのきのこを振る舞ってくれたんです。焼いて、しょうゆを垂らしていただいたんですが、その美味しさに息子は驚いていました。こういった体験も子どもたちにとっては大事なんですよね」
中野市のイベントでは、子どもたちの前できのこ料理を披露する機会があるといいます。
「細かく刻んで、チャーハンやキーマカレーに入れても、子どもたちはよく食べてくれます。でも、目の前で料理をすると、きのこそのものに興味をもってくれるから、素材の美味しさが伝わるんです」
どうしても脇役のイメージが強いきのこですが、杉浦さんはきのこのポテンシャルは高いとおっしゃいます。
「僕は、きのこはいちばん身近なスーパーフードだと思っているんです。それは、毎日のようにきのこを食べている中野市のご年配の方々が証明しています。みんな元気でいきいきとしています。実際に高血圧予防など、健康にいいことも分かっていますからね。冬に鍋に入れるだけでなく、一年中、料理に取り入れてほしいなと思います」
最後に中野市の魅力について聞いてみました。
「今では僕にとって第二のふるさと。『ただいま』と言いたくなるようなホッとできる場所です。それは中野市に住む人たちの人柄と、自然豊かな風景がそうさせていると思うんです」
これから中野市を訪れる人にオススメのスポットは??
「初めて訪れるならぜひ、直売所に寄ってください。食材の新鮮さや安さに驚きますよ。もちろんきのこも安くていいものが手に入るので、たくさん買って家で冷凍保存してください(笑)」
◆杉浦流「きのこ麻婆」レシピ◆
【材料 4人分】
ひき肉…150g
きのこ数種類…300g
なめこ…1パック
ニンニク(みじん切り)…2かけ分
ネギ(みじん切り)…適量
わけぎ(小口切り)…適量
ゴマ油…適量
A豆板醤…大さじ2
A甜麺醤…大さじ1
Aオイスターソース…大さじ1
A味噌…大さじ1
塩こしょう…適量
鶏ガラスープ…300g
片栗粉…適量
粉山椒…適量
【作り方】
1.なめこ以外のきのこは、塩こしょうと片栗粉を薄くまぶしておく。
2.ひき肉を脂が透明になるまで炒めたら、ニンニクとネギのみじん切りを加え、さらにAを入れて炒める。
3.①のきのこを入れて軽く炒めたら、鶏ガラスープを加える。
4.③になめこを入れて煮る。
5.塩こしょうで味を整え、仕上げにネギのみじん切り、ごま油、粉山椒を入れたら出来上がり。盛り付けてから、わけぎをトッピングする。
ひき肉…150g
きのこ数種類…300g
なめこ…1パック
ニンニク(みじん切り)…2かけ分
ネギ(みじん切り)…適量
わけぎ(小口切り)…適量
ゴマ油…適量
A豆板醤…大さじ2
A甜麺醤…大さじ1
Aオイスターソース…大さじ1
A味噌…大さじ1
塩こしょう…適量
鶏ガラスープ…300g
片栗粉…適量
粉山椒…適量
【作り方】
1.なめこ以外のきのこは、塩こしょうと片栗粉を薄くまぶしておく。
2.ひき肉を脂が透明になるまで炒めたら、ニンニクとネギのみじん切りを加え、さらにAを入れて炒める。
3.①のきのこを入れて軽く炒めたら、鶏ガラスープを加える。
4.③になめこを入れて煮る。
5.塩こしょうで味を整え、仕上げにネギのみじん切り、ごま油、粉山椒を入れたら出来上がり。盛り付けてから、わけぎをトッピングする。
投稿日:2019年10月23日
杉浦太陽さん Profile
1981年3月10日、岡山生まれ、大阪育ち。01年『ウルトラマンコスモス』で主演をつとめ一躍人気に。以降、ドラマや映画、バラエティなどで幅広く活躍。NHK Eテレ『趣味の園芸 やさいの時間』、テレビ東京『東京GOOD!』、BS日テレ『旬感レシピ』、LaLaTV『眼福食堂』などにレギュラー出演中。妻は元モーニング娘。の辻希美さん。4児のパパ。