![[生産者インタビュー]味はもちろん、見た目もきれいなぶなしめじ作りにこだわっています!」](https://nakano-kinoko.com/wp-content/uploads/フレマッシュ佐藤さん.jpg)
[生産者インタビュー]味はもちろん、見た目もきれいなぶなしめじ作りにこだわっています!」
中野市内には、30数件のぶなしめじ生産者がいます。
今回は、15年前、中野市内にぶなしめじ専用培養センターが設立されたのをきっかけに、ぶなしめじ生産をスタートさせた(株)フレマッシュ代表の佐藤さんに、生産者から見たぶなしめじの魅力や栽培のこだわりをお伺いしました。
株式会社 フレマッシュ 佐藤哲也さん
Q1. 佐藤さんが育てるぶなしめじのこだわりを教えてください。
佐藤さん:傘の形や大きさ、軸の長さをなるべく揃えて、全体のフォルムがまあるく美しいぶなしめじを目指しています。店頭で選んでいただくためには、やはり見た目の美しさも大切ですよね。
▲中野市産ぶなしめじは、苦味が少なく、大きな株が特徴。
▲1つの生育室には2万6,000本ものぶなしめじが育てられている。
Q2. 形や味のいいぶなしめじを育てるのに大切なことは何ですか?
佐藤さん:工場内は常に清潔に保ち、ぶなしめじの形を整えるために、温度と湿度、光の管理を徹底しています。換気も重要で、外気に左右されやすいので、機械管理だけでは高品質を保つことは難しいです。各生育室においてベテランスタッフが朝夕しっかりと観察し、少しでも違和感がある時は温度や湿度、光の具合などを細かく調整します。ぶなしめじの品質を安定させるには、日々の観察と小さな調整の積み重ねが大切なんですよ。
Q3. ぶなしめじの生産でやりがいを感じるのはどんな時ですか?
市場の担当者やお客様に「品質がすごく良くなったね!」とほめてもらえた時は嬉しいですね。ほめてもらえるようになるまで、試行錯誤を繰り返して10年以上かかりました。
中野市には、きのこの生産者部会があり、栽培がうまく行かなかった時に、相談できるので助かります。部会では、きのこ栽培の課題や工夫点、新たな技術などの情報を交換して、中野市全体できのこの品質向上を目指しています。
▲フレマッシュでは、1日に2万6000パックを出荷。
Q4. ぶなしめじのおすすめの食べ方を教えて下さい。
中野市産ぶなしめじは苦味が少なくクセがないので、どんな料理にも合います。煮物、鍋、焼きそば、何でも名脇役となってうまみとボリュームをプラスしてくれます!油との相性も良いので、アヒージョもおすすめです。栄養価が高くおいしいぶなしめじをたくさん食べてもらえたら嬉しいです!
「3種きのこのコク旨アヒージョ」作り方はこちら▽
https://www.youtube.com/watch?v=kv626GIDVCI
佐藤さん、ありがとうございました!
いかがですか。ぶなしめじ栽培は、温度や湿度など環境管理が難しく、生産者さんたちの技術改良など努力の積み重ねで、高品質でおいしいぶなしめじが安定的に生産されています。スーパーでは、ぜひ「中野市産」ぶなしめじをチェックしてみてくださいね。
YouTubeで工場見学「ぶなしめじができるまで」はこちら▽
https://www.youtube.com/watch?v=Ftf_-9P15kA&t=15s