プラスきのこ習慣で家族の健康サポート③シニア世代にきのこがいい理由
さまざまな健康効果を持つきのこは、元気な毎日を過ごすために欠かせない成分がたくさん含まれています。今回は、いきいきセカンドライフを送る【シニア世代】の体を守るきのこの健康効果をご紹介します。
健康でいてこそ、老後の楽しみを満喫できます。しかし、食事量の減少などにより十分な栄養が摂れないと、免疫機能が低下したり、体力の維持が難しくなります。きのこはもちろん、たんぱく質などさまざま食材をバランスよく摂っていくことが大切です。
■ビタミンD・β‐グルカン⇒【免疫力アップ】
きのこからビタミンDやβ‐グルカンを補給して、免疫力を高めましょう。また、ビタミンB1の働きでエネルギー代謝がよくなれば、体力の維持にもつながります。
ビタミンD⇒【骨粗しょう症予防】
女性は更年期を過ぎると骨密度が低下し、転倒などによる骨折のリスクが高まります。骨折は寝たきりのきっかけにもなるので要注意。カルシウムはもちろん、その吸収を促し骨の健康を保つビタミンDをしっかり摂ることも大切です。きのこにはビタミンDがたっぷり。しっかり摂って骨粗しょう症を予防しましょう。
【脳の活性化】
噛み応えのあるきのこを食事にプラスして、「噛む」回数を増やしましょう。脳の血流を促すことで、脳の健康サポートにつながります。
※嚥下機能が低下している場合は、きのこを細かく刻んで食べるようにしてくださいね。
「プラスきのこ習慣で家族の健康サポート特集」では、子どもから大人まで世代別の健康づくりに役立つ「きのこ」の効果を順番にご紹介していきます。次回は【幼児編】です。
※なかのきのこ新聞2021秋冬号バックナンバーでもお読みいただけます。
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