春の不調や不安に負けない体に!きのこで「免疫力」を高めよう

春の不調や不安に負けない体に!きのこで「免疫力」を高めよう

冬から春へ、季節の変わり目は体調の変化を感じやすい時期です。さらに感染症の不安も続いています。そんな時期は、体の免疫力を高めて、不調や不安に負けない体にしておきたいですよね。
そこでおすすめなのが「きのこ」です。今回は、低カロリーだけじゃない、さまざまな健康効果をもつスーパーフード「きのこ」の魅力に迫ります。

体の免疫力を高めるビタミンDが豊富!
きのこには、体の免疫力を向上させる働きがある成分「ビタミンD」が豊富に含まれています。これまで、骨の形成に欠かせない成分として紹介されることが多かったビタミンDですが、近年の研究で「体の免疫力を向上させる働きがある」ことがわかり、感染症予防の観点からも注目を集めている成分となっています。
主に鮭や鯖などの青魚や卵黄、乳製品など動物性食品に多く含まれるビタミンDですが、きのこ以外の野菜類にはほとんど含まれていません。だから気軽に使えるきのこを、食事にたくさんとり入れて、ビタミンDを積極的に摂取していきましょう。

腸内環境の向上で免疫力がアップ!
さらに、きのこには腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれています。腸内環境が整い腸が元気になれば、ビタミンやミネラルなどの大切な栄養素をしっかり吸収することができ、代謝や免疫力アップにつながります。

「えのき氷」で健康効果を無駄なく摂取!
「えのき氷」は、えのきたけをミキサーで粉砕し煮詰め、栄養成分を凝縮・冷凍し、えのきたけに含まれる有効成分を効率よく消化・吸収しやすい状態にしたものです。この「えのき氷」には、体内の免疫細胞を増やしたり、その働きを調整する効果があることが研究でわかっています。近年では「花粉症予防」の観点からも注目されています。

きのこには疲労回復成分も豊富!
エネルギー代謝に欠かせないビタミンB1や肝機能を高め疲労回復効果のあるオルニチンも、きのこには含まれています。新年度を迎える春は生活環境の変化などで疲れや不調を感じやすい時期。きのこをとり入れたバランスの良い食事で、体に疲れをためないようにしていきましょう。

【免疫力アップきのこレシピ】

「牛肉とブロッコリーのしめじ炒め」
免疫力を高めるビタミンDを含むきのこ、抗酸化力作用のあるビタミンCを含むブロッコリーやパプリカ、免疫細胞を作るのに欠かせないたんぱく質たっぷりの牛肉を組み合わせた彩りきれいな一品です。

〇材料(2人分)
ぶなしめじ 1/2パック
ブロッコリー 1/2株
赤パプリカ 1/4個
牛もも肉薄切り 100g
油 大さじ1
ショウガみじん切り 小さじ1
Aオイスターソース 大さじ1
A醤油 大さじ1/2

〇作り方
1)ぶなしめじは根元を切ってほぐす。ブロッコリーは小房に切り、赤パプリカは1cm幅の細切り、牛肉は3cm幅に切る。
2)ブロッコリーはラップに包んで電子レンジ(600w)に2分かけておく。
3)フライパンに油と生姜を加えて中火にかけ、牛肉を入れて肉の色が変わるまで炒める。
4)ぶなしめじとパプリカ、②のブロッコリーを加えて炒め、Aを回しかけて炒め合わせる。

ほかにも、えのきたけの一大産地・長野県中野市(JA中野市)発「なかのきのこレシピ」には、きのこレシピが満載!ぜひ毎日の「きのこ習慣」にご活用ください。
https://kinoko-recipe.com/

投稿日:2021年3月18日