連載【子どもがよろこぶ♪HAPPYきのこレシピ⑦】美味しさの秘密はシメジのうま味！秋の炊き込みごはん

“時短・うす味・美味しいレシピ”を発信する信州在住の料理研究家・ひろさんきっちん♪が、簡単に作れておいしいきのこ料理を提案し、家族の食卓と笑顔を応援します。
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こんにちは。ひろさんきっちん♪です。
この連載では、料理を作る人も食べる人もハッピー♪になれるきのこレシピを提案しています。

今回ご紹介するのは、素材のうま味を余すことなく引き出した「しめじのうま味たっぷり！秋の炊き込みご飯」です。
我が家では、子どもから何回もリピートをもらう「最強秋ご飯」になっているんです。

作り方を見て「具に一回火を通すの⁈」と少し驚かれるかも知れませんが、火を一回通すことで、ぶなしめじの濃厚なうま味が引き出されます。さらに、さつまいももホクっと甘く、柔らかで煮崩れしにくくなり、鶏もも肉も炊き込んでもふっくらします。

今回は多めの分量で作っています。なぜなら、余った炊き込みご飯を“おにぎり”にして翌日食べると、味が馴染んでさらに美味しくなるから！　この味わいの変化もぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。

また「秋の炊き込みご飯」を通して、素材のおいしさはもちろんですが、きのこやサツマイモは「秋」の食材であることも伝えていけるといいですよね。子どもたちに旬の食材に興味を持たせるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

【材料　４人分】
米…３合
鶏もも肉…１枚
ぶなしめじ…１パック
さつまいも…200ｇ
醤油…大さじ３
油…適量

【作り方】
①米は研いでざるにあげて、炊飯器に入れる。
②鶏もも肉は小さめのひと口大に切り、塩小さじ1/4（分量外）をよく揉み込み10分置いておく。
③ぶなしめじは石づきを取り、大きめのみじん切りにする。さつまいもは1cm角に切っておく。
④フライパンを中火で温め油をひき、②の鶏肉を入れ表面に焼き色を付ける。
⑤③の野菜を加えて塩小さじ1/4（分量外）をふり、軽く混ぜたらフタをして弱火で5〜7分蒸し焼きにする。目安はさつまいもが柔らかくなるまで。
⑥炊飯器に3合の目盛まで水を入れ、醤油を加える。さらに蒸し上がった④をのせて炊飯する。炊き上がったら、ざっくり混ぜて茶碗に盛り付ける。