[生産者インタビュー] 大切に見守り育てた「なめこ」の魅力を届けたいです!

[生産者インタビュー] 大切に見守り育てた「なめこ」の魅力を届けたいです!

きのこの一大産地・長野県・中野市は、生産量日本一のえのきたけをはじめ、様々なきのこを生産し、日本全国に出荷しています。なめこもその一つで、年間約630トンを生産しています。

今回は、30年以上なめこ栽培に携わり、現在は市内のなめこ生産者をまとめる“なめこ部会長”を務める和田慎二さんにお話を伺いました。
△和田慎二さん

Q1 なめこづくりで、いちばん大切 にしていることは?

「特別な裏ワザがあるわけではないんですよ(笑)」と話す和田さん。
「大切なのは、“なめこ が育ちやすい環境を毎日きちんと整えること”です。なめこは正直なんです。環境が合うと、本当にきれいに育ってくれるんですよ」
温度、湿度、光、そして空気の流れなど、 少しの変化でも生育に影響するため、栽培室の環境やなめこの様子は、人の目で 毎日細かくチェックしているそう。毎日の観察を重ねることで、少しの異変にも気づくことができるのだとか。
「今日は少し乾燥気味かな、光を弱めたほうがいいかなど、長年の 経験と感覚で調整をしながら、傘の開き方や色つ、ぬめりの状態など、ひとつひとつ丁寧に見守りながら育てています。」

Q2 30年以上続けてきた中で、苦労したことはありますか?

「失敗はたくさんありましたよ」と和田さん。
特に難しいのは温度管理。 夏場は外気温が35℃近くになることもあり、室内栽培でも影響を受けるそうです。
「温度が少し違うだけで、生育が止まったり、収穫量が減ったりするんです。思うように育たず悩んだ時期もありましたが、そのたびに改善を 重ねてきました。今では、生産者同士で情報交換を行いながら、中野市全体 で品質向上に取り組んでいます。一人では難しくても、みんなで知恵を出し合えるのが中野市の強みですね」

Q3 和田さんおすすめ!夏にぴったりのなめこの食べ方は?

「やっぱりおすすめしたいのは、“なめこの 明太マヨ和え”ですね!」
茹でたなめこを、明太子・ マヨネーズ・みりんで和えるだけで、簡単に一品が完成します。
「冷たくして食べると、夏のおつまみに最高ですよ。ビールにもよく合いますよ(笑)」
また、小粒ななめこは和え物に、大きめのなめこはバターしょうゆや麺つゆバターで炒めるのがおすすめとのこと。ごはんにもぴったりだそうです。

Q4 なかのきのこ新聞の読者へ メッセージをお願いします!

「なめこは、夏こそ食べやすいきのこだと思います。つるんとした食感で、暑い時期でも食べやすいので、冷たい麺や和え物との相性が抜群です。
毎日の食事に、もっと気軽になめこを取り入れてもらえたら嬉しいですね。今年の夏は、“夏ならではのなめこ料理”にぜひ挑戦してみてください」

和田さん、ありがとうございました。
YouTube『きのこレシピチャンネル』では、「なめこができるまで」の様子を配信中。なめこレシピも満載です。ぜひチェックしてみてくださいね。

▽YouTubeで工場見学「なめこができるまで」はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=p5EwgF2nGyk&t=2s

▽編集部おすすめ!夏の「なめこレシピ」
ぬめりが濃厚ソースに!「なめことトマトの冷製パスタ」
https://www.youtube.com/watch?v=wIrurJK2QR0
レモン風味の麺つゆでさっぱり!「冷たいなめこおろし蕎麦」
https://www.youtube.com/watch?v=gRyvuqmSNqY&t=51s

投稿日:2026年7月1日